2012年12月12日水曜日

USBブランケット

巷では「ダメ人間製造器」とも呼ばれる(?)「着る毛布」ですが、PCに向かっていると足下が寒くてこんなの欲しいなあ、と思ったので注文してしまいました。注文したのは「着る毛布」ではなく、「ほかけっと」という商品。USBで暖かくなる膝掛けです。

いろいろなバージョンがあるようですが、自分が注文したのはブラックのタイプ。「くまポン」というクーポンサイトで購入しました。送料込み1100円。アマゾンとか楽天だともう少し高いようです。

使い勝手ですが、ほのかに暖かくなる、という感じですね。作りはちゃちですが、まあ、値段なりかな、と。

でも、PCのそばでしか使えないんですよね。だから「着る毛布」も気になっている今日この頃です。


2012年11月29日木曜日

Apollo が一時 Play ストアから取り下げ

Android用音楽プレーヤー Apollo が先日 Play ストアに登場したばかりだったのですが、本日時点で消えています。検索しても引っかからないので何かあったのかな、と調べてみたら、歌詞検索の機能についてmusiXmatchという会社から特許侵害のクレームが付いたみたいで、それで削除されたようです。

 開発者 Andrew Neal 氏のコメント (Google+) 

Apollo に歌詞検索の機能があることには気づいていなかったのですが、今洋楽の曲で何曲か試したところ、fetch lyrics しても歌詞を表示できませんでした。

高機能で使い勝手がよく、フル機能版が99円とお安いので、無料版から有料版に変えようかな、と思っていたところなのでこの騒動はちょっと残念です。早く解決してまた登場してくれることを祈っています。

ところで、Apolloに「Google Music」に対応してほしい、という要望が多く寄せられているようですが、Neal氏からは Google Music 用の API がリリースされていないことを理由に対応できない、とのコメントが出ています。

先日の記事にも書きましたが、iOS では Google Music に対応したプレーヤーアプリが複数出ているのに、Android では Google の独占状態、というのは何か皮肉な感じですね。

2012年11月24日土曜日

Google Play Musicを10倍楽しむ方法


今日からブログを始めます。
これまでも何度か書いたことがありますが、長続きしなかったので、どこまで続くか。。
マイペースで、自分が気になるものを書いていきたいと思います。

さて、記念すべき(笑)第1回は、Google Play Music について。
Google Play Music は Google が提供する音楽クラウドサービスで、なんといっても容量に関係なく、20,000曲という膨大な楽曲を無料で保管できるという、とんでもないものです。最近、アマゾンも「Amazon Cloud Player」というサービスを開始したらしいですが、あちらは Amazon で購入した曲しか再生できないのに対して、Google Play Music はユーザのライブラリの楽曲をアップして、再生も自由なのですから比べものになりません。

そんな魅力的なサービスですが、残念ながらまだ日本では正式にサービス開始されていません。が、全く使えないのか、というとそうでもなくて、現在では特にプロキシとか使わなくても曲のアップロードに必要なPC用アプリケーションである Music Manager をダウンロードできるようですね。。 Android用Play Music アプリもマーケットで入手できるようになったし、正式サービス開始のアナウンスも近いかもしれません。

さて、その Google Play Music を楽しむために、曲をアップする前に注意しておきたい点があります。

・タグを整理する
日本語を含む曲をアップすると、曲名やアーティスト名が文字化けすることがあります。これを防ぐためにはあらかじめタグと文字コードを統一しておく必要があります。自分が試した結果、ID3バージョン2.3 であれば問題ないことがわかりました。iTunesのIDタグ変換機能でもできるらしいですが、自分は以下のツールを使って変換しました。

SuperTagEditor改

このツールではエクセルなどの表計算ソフト風のインタフェースでIDタグなどの情報を編集することができます。知り合いにもらったMP3ファイルなどでたまにタグがきちんと入っていない場合などありますが、そういう場合はこのツールで編集するようにしています。
ごくまれですが、上記のツールで曲が読み込めない場合があります。この場合は以下のツールに登場してもらいます。

MP3tag

こちらのサイトで詳しいインストール方法や使い方の説明があります。
このツールではオンラインデータベースからタグを一括登録する機能もあるので、タグ情報が全滅の場合はこれを使うのが便利です。なお、このツールを使うとタグのバージョンが自動で2.3になるので、その点でも楽だと思います。

MP3tag ではこれまで読み込めなかったファイルはないので、何か問題があるとMP3tagを使い、それ以外はSuperTagEditor改の方を使うようにしています。タグの編集とか細かい使い勝手はこちらの方がなれているので。

タグを整理するに当たってはアーティスト名を統一しておくことも忘れてはいけません。それなりの数のアルバムがあると、同じアーティスト名でも表記の「ゆれ」が見られることが多くなります。具体的には、

-大文字と小文字
-スペル間違い
-スペース、ピリオドなどの有無

などです。これをなくすために、自分は同じアーティストの曲は同じフォルダに入れて、そのフォルダをSuperTagEditor改で開いて、アーティスト名を全部同じになるようにコピーしています。これをやっておくと、「似たようなアーティスト名が何段も並ぶ」ということを防ぐことができます。

同じように、曲名のゆれもあるのですが、これは違うアーティストのカバーなどもあり探すのが大変なのでお好みで。。

・アルバムアーティストの設定
たいていの場合は曲ごとにアーティストの設定がされていると思いますが、アルバム単位で「アルバムアーティスト」も設定することをお勧めします。というのも、この設定がないと、異なるアーティストで同じタイトルのアルバムがある場合、同じアルバムに異なるアーティストが混在してしまうのです。例えば、「Single」とか「Greatest Hits」などありがちなタイトルでいろんなアーティストがまぜこぜになる、ということが起こるのです。これは困った状況なので、ありがちなタイトルなどのアルバムにはアルバムアーティストの設定をあらかじめしておきましょう。

・アートワークを揃える
アートワークはアルバムのジャケット画像のことです。Google Play Music を使っていると、アートワークがないアルバムはかなり寂しい表示になってしまいます。アップしてからでも画像を追加・変更することはできるのですが、少し手間がかかるのでアップ前にアートワークを付けておくことをお勧めします。

アートワークを付ける方法もいくつかありますが、自分は iTunes を使っています。一番簡単なのは対象の曲を選択して右クリック→「アルバムアートワークを入手する」とする方法です。タグがきちんとしていて、そこそこメジャーなアルバムであればこの方法で付けられます。

iTunes では比較的メジャーなアルバムでもアートワークが見つからないことがあります。その場合の方法です。

Amazon
Amazonのミュージックでアートワークを付けたいアルバムで検索するとほぼ見つかります。洋楽の場合は Amazon.com を使うとより選択肢が多くなるかもしれません。さらに、一部のアルバムでは標準の画像に満足できない(笑)ユーザの方からイメージがアップされていることがあります。多くの場合、標準より大きく、きれいだったりするので、私はiTunesで付いた画像に満足できない場合はAmazonで検索して差し替えするようにしています。
差し替え方法は簡単で、ほしい画像の上で右クリック→コピーして、iTunes の曲を選択、右クリック→プロパティで「アートワーク」を選択して貼り付けするだけです。

Google画像検索
古いものやマイナーなものなど、Amazonで画像が見つからない場合はGoogle先生の登場です。検索のキーワードを工夫してイメージにあったものを探して下さい。

自動でアートワークを入手するツールは便利で手間もかからないのですが、解像度が低かったり、色合いが微妙にイメージと異なることもあります。手動だと手間もかかりますが、自分のイメージに合うものを選ぶことができるので、お気に入りのアルバムは手動でアートワークを付けてみてはいかがでしょうか。

さて、ここまで準備できたらいよいよ曲のアップロードです。曲のアップ方法ですが、一番簡単なのは iTunes のライブラリで Google Play Music 用のプレイリストを作って管理することでしょう。Music Manager は iTunes のライブラリを監視しているようで、iTunes に曲を追加すると自動で Google Play Music にアップするオプションもあります。

iTunes にすでにライブラリがあれば、アップしたい曲を、例えば「Google Music」という名前のプレイリストを作って、片っ端から登録していきます。何しろ2万曲ですから、遠慮はいりません(笑)。一度アップしてしまえば、PCでもスマホでも、自宅でも出先でもどこでも聴けますし、アップした曲を後でダウンロードすることもできるのでバックアップ的な意味で自分のライブラリを全部登録してしまうというのもアリです。

Music Manager の方の設定ですが、「Choose by playlist」でアップしたいプレイリストにチェックを入れればOK。後はMusic Manager が頑張ってアップしてくれますが、お使いのISPによってはアップロードの容量制限があるところもあると思います(OCNなど)。その場合、制限を超えないよう、ほどほどのところでPCを止める必要がありますのでご注意を。

アップすると、プレイヤー画面でアップされた曲が次々と現れます。この段階ではまだアートワークが正しく付いていない場合もありますが、時間がたつと修正されることがあるので慌てないで待ちましょう。

さて、アップできたらいよいよ再生です。再生方法を、PC、iOS、Andorid に分けて書きます。

PCは Google Play Music のプレイヤー画面で再生します。左側にメニューがあり、聞きたい内容によって選択します。

Home: 最近追加された曲
Songs: 曲の一覧。いろんな曲をシャッフルで楽しみたい場合はこちらを選択
Artists: アーティストの一覧
Albums: アルバム一覧

なお、「Auto Playlist」のところに「Google Play Recommends」というのがあって、アップされた曲から判断されたおすすめ曲が試聴できるようになっています。2012年11月時点ではまだ購入はできませんが。

私は iPhone を使っているのですが、Google Music を楽しんでいます。意外かもしれませんが、Androidの方で Google Music アプリが日本の Playストアで入手できるようになったのはつい最近で、それまではいわゆる「野良アプリ」として海外のサイトなどにアップされた apk ファイルを手に入れないと再生できませんでした。iOSについてはかなり早い時期からサードパーティのアプリが出ていたので、Androidより iPhoneの方が楽しみやすい状況だったのです。

iOS向けには複数のアプリが出ていますが、私が使っているのは Melodies Pro というアプリです。バックグラウンド再生にも対応しており、使い勝手はよいと思います。広告が気にならない方は無料版もあります。AppStore にはこれ以外にも3種類くらいアプリがあるようなので、「Google Music」などのキーワードで検索してみて下さい。

Android は、私が知る限り Google の純正アプリしか存在していないようです。今ではPlayストアでもダウンロードできるのでこれ一択ですね。ブラウザで再生、という手もありますが、標準ブラウザではうまくいきましたが、Boat Browser ではだめ、というように環境を選ぶようです。まあ、Androidであればアプリを使う方がよいでしょう。

ふう、最初からこんなに長文になってしまい、ちょっと飛ばしすぎてしまいました。これからもマイペースで気になっているものやサービスなどについて書いていきたいと思います。